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共同創業のすすめとその準備

 
イベントレポートです。
「商社出身起業家が語る、スタートアップの"共同創業"」に行ってきました。

【1/17】商社出身起業家が語る、スタートアップの"共同創業" | Peatix


退職後、起業を目指していた僕ですが共同創業者を見つける事ができず、一人で起業という根性もなく今日に至ります。負け惜しみじゃなく今はすごく納得感あります。
思いかえすと、これまでの人生振り返っても2番目3番目で企画にジョインし一所懸命コミットしていく方が得意?多かった?気もします。
発起人として成功させた数少ない例のマッターホルン(自分の備忘のため具体例)もその前年にアコンカグア遠征があり、
要領が得ていた事と良いチームを見つけられた事が成功要因でした。
大手を退職後、3つほどフェーズや質の異なるベンチャー(含むスタートアップ)に2~3番目でジョイン/お手伝いさせてもらっています。
そのどれもがジョインという形でいずれも創業者ではないので、今時点では株ももっておらずその意味では創業者への憧れみたいなのがあるというのも事実です。
今後、どういう形になるかはさておき自分で会社をつくるに際し、マッターホルンの例に再現性があるとすると、来る将来自分が起業するときに必要なことは次の2つです。


1.スタートアップの要領を得ていた事
スタートアップに再現性はないという声を聞こえますが、事業戦略等では確かにと思う一方、その他の事務的なところや投資家とのつながり、広告の打ち方、営業後の握り方等
勉強になるところは多くあり、次起業する際頭の中でイメージしやすくなりました。
アクセラレータの代表と話していた際も、大手からスタートアップとしての起業では、Un-Learning,Re-Learningが必要なので、
間として少人数のスタートアップでのジョインしてからでもいいのではと提案されましたが、その意味も納得です。
こんなことを書くと今いる会社は一時的な居場所なのかと言われてしまいますが、今の会社がHD化し、グループ会社の1つとして起業するケースもあり得ます。

2.良いチームを見つけられる事
こちらは起業に限らず、人生を楽しむコツです。
イベントではポールグレアムの言葉、一人起業は不信任投票だと明言や実際のデータを使って共同創業のすすめを説いていました。
講演資料です。
https://www.slideshare.net/takaumada/startup-cofounder-skill

私も同感で人が増える事によってチームのカバー範囲は大きくなりますし、精神的な支えになる、気軽に壁打ちできるといったスキル的にもスピリチュアル的にも効果大だと思います。
仲間説いて「こいつといれば何とかなるな」と思える瞬間は自分自身も無敵になりますし。
良いチームを作るために必要なことは
①成功体験をもち、スキルセットを広く深くつくりあげる
要は誘ったときに「こいつとならやっていける」「こいつの周りにいるひとたちとなんかしたい」と思ってもらえるか。
プログラミングについても2018年やろうと思います。なぜなら、同イベントにきていた起業家たちも商社出身ながら自ら勉強してました。「勝つためなら全部やる」そういう事だなと。
プロゲート始めました、G's Academyも気になってます。
②来るタイミングに向けて共同創業の可能性がある人にタッチし続ける
とにかく、出会い、今知ってるいい人にも声をかけ続けることですね。
会社の同期に1人、後輩に1人一緒にやりたいと思える奴らがいます。
1つ、なるほど!というか、しびれるな~と思ったFAQがあったので共有。
Q「社内ベンチャーという制度もあるが自分で起業するのとどっちがよいか?」
考えが浅い僕は「人それぞれでいいんじゃない?追い込まれた方が頑張れる人は外でやる方がいいのかな」とか考えてました。
しかしさすがS氏。
A「社内ベンチャーを立ち上げてうまくいくこともある。ただ、失敗したときはどうか。創業者はまた元の会社に戻れるが、その会社に入った社員たちは出向者を除きみんな職を失う。
ほとんどが失敗するといわれるスタートアップで失敗した後大企業に戻れるというセーフティネットに守られた起業家に人はついていくか。本当に良い人を採用できるか」
すっかり感心したし、こういった発言ができる覚悟をもってとり組みたい。